鹿島アントラーズ、ACLE開幕戦でニューカッスル・ジェッツに7-1快勝

レビュー担当: 山本拓也
概要

鹿島アントラーズが2026年9月15日、ACLE開幕戦でニューカッスル・ジェッツに7-1で快勝。チャヴリッチがハットトリック、19歳徳田誉が2得点1アシストを記録した。

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Jリーグ王者の鹿島アントラーズは現地時間2026年9月15日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)東地区リーグステージ第1節でオーストラリアのニューカッスル・ジェッツFCをホームの茨城県立カシマサッカースタジアムに迎え、7-1で圧勝した。前半だけで5得点を奪う猛攻を見せ、FWアレクサンダル・チャヴリッチが前半11分、16分、42分にハットトリックを達成し、19歳FW徳田誉が40分と56分に得点を挙げてこれに続いた。この結果は英ロイター通信や欧州スポーツメディアESPNなど複数の海外メディアが速報し、日本国内でも撃鯨サッカー(ゲキサカ)が伝えている。

この試合はACLE東地区の全32クラブ中16クラブが参加するリーグステージの開幕節で、各クラブがホーム4試合・アウェー4試合の計8試合を戦い、東西各地区の上位8クラブが決勝トーナメント(ラウンド16)に進出する新方式のもとで行われた。鹿島は2025シーズンのJ1リーグで2016年以来9年ぶり、クラブ史上最多となる9回目のリーグ制覇を果たしており、2026-27シーズンのJ1リーグでも王者としてシーズンに臨んでいる。今回のACLE開幕戦での大勝は、そのタイトル防衛モードにあるチームの勢いを象徴する結果となった。

試合の概要:前半だけで5得点の猛攻

試合はキックオフ直後から鹿島が主導権を握った。松村優太とヤン・マテウスが立て続けに好機を作ると、11分についにゴールが生まれる。ニューカッスル・ジェッツが自陣でボールを軽率に失い、徳田がこれをかっさらってチャヴリッチへスルーパス。チャヴリッチが強烈なシュートを叩き込み、先制点を奪った。ESPNの試合データによれば、チャヴリッチはこの11分の得点に続き、16分にも追加点を挙げ、前半だけで自身2点目を記録した。

19分にはニューカッスル・ジェッツのジェームズ・デリアノフ選手のオウンゴールで3点目が加わり、前半のうちに試合の大勢はほぼ決した。40分には徳田が自らゴールを決めてチームの4点目を記録し、42分にはチャヴリッチが3点目となるゴールを沈めてハットトリックを達成。前半だけで鹿島は5-0とリードを広げ、圧倒的な内容で試合を折り返した。

後半に入っても鹿島の勢いは止まらなかった。56分に徳田がこの試合2点目となるゴールを決め、自身の活躍を印象づけた。73分には田川恵輝が加点し、鹿島は7点目を記録。ニューカッスル・ジェッツは79分にパトリック・ウッドが1点を返すのがやっとで、試合はそのまま7-1で終了した。ESPNのスタッツによれば、鹿島はシュート数11本に対しニューカッスル・ジェッツはわずか2本と、内容でも圧倒的な差を見せつけた。

19歳・徳田誉、開幕戦で存在感を発揮

この試合で際立った活躍を見せたのが、鹿島アントラーズの19歳FW徳田誉だ。2007年2月18日生まれ、身長186センチ、体重83キロの徳田は、背番号34を着けてこの日先発出場。ESPNの公式スタッツによると、徳田は2得点1アシストを記録し、シュート4本中2本を枠内に収める好パフォーマンスを見せた。Jリーグ公式サイトのプロフィールによれば、徳田は直近のJ1リーグ第X節・神戸戦(9月11日、1-2で敗戦)にも先発出場しており、ここ数試合でチームの攻撃陣に定着しつつある若手である。

徳田の今回の活躍は、鹿島の攻撃陣における選択肢の広がりを示すものとなった。11分の先制点では自らチャンスメイクに関与し、その後は自身も得点源として結果を残す形となり、ACLE開幕戦という大舞台でチームに勢いをもたらした。

G大阪もアウェーで白星発進、宇佐美が2ゴール

同じくACLE東地区に参戦するガンバ大阪も9月15日、コンアン・ハノイ(ベトナム)をホームの吹田市立サッカースタジアムに迎え、4-1で勝利し、開幕戦を白星で飾った。ガンバ大阪公式サイトの試合記録によると、得点は29分と67分に宇佐美貴史が2得点、58分に土信田悠生、そしてアディショナルタイムの90+3分に角昂志郎が決めており、コンアン・ハノイは79分にブライアン・ペレアが1点を返すにとどまった。

宇佐美は先制点となる29分のゴールを含め、この日2得点を挙げてチームの勝利に大きく貢献した。試合終盤に得点を決めた角昂志郎にとっても、今大会における今シーズンの重要な得点機会となった。ガンバ大阪はこの結果で東地区の勝ち点争いに好スタートを切った形だ。

データで見る第1節の結果

試合結果主な得点者開催地
鹿島アントラーズ vs ニューカッスル・ジェッツ7-1A・チャヴリッチ(3)、徳田誉(2)、田川恵輝、OGカシマサッカースタジアム(茨城)
ガンバ大阪 vs コンアン・ハノイ4-1宇佐美貴史(2)、土信田悠生、角昂志郎パナソニック スタジアム 吹田
Japanese football forward celebrating a goal in a floodlit stadium with teammates and cheering fans

鹿島にとっての9年ぶり王座とACLEの新方式

鹿島アントラーズは2025年12月6日、J1リーグ最終節で横浜F・マリノスを2-1で下し、2016年以来9年ぶり、クラブ史上最多となる9回目のJ1リーグ制覇を達成した。英語版ウィキペディアの記録によれば、これはクラブ再建期を経ての栄冠であり、2026-27シーズンのJ1リーグにも王者として臨んでいる。今回のACLE開幕戦での7得点という結果は、その勢いがアジア舞台でも継続していることを印象づけた。

今大会のAFCチャンピオンズリーグ・エリートは、2026-27シーズンから導入された新フォーマットで実施されている。東西各地区に16クラブずつ、合計32クラブが参加し、各クラブは同地区の異なる相手とホーム4試合・アウェー4試合の計8試合を戦うリーグステージ方式を採用。東西各地区の上位8クラブが決勝トーナメントのラウンド16に進み、その後は地区をまたいだノックアウト方式に移行する。この新方式のもとでの記念すべき開幕節において、鹿島とガンバ大阪という2つのJクラブが揃って白星スタートを切ったことは、Jリーグ勢にとって幸先の良い滑り出しとなった。

ACLE東地区にはこのほかにも複数のJクラブが名を連ねており、京都サンガF.C.は初出場となったACLEデビュー戦でアウェーの韓国クラブに敗れ、公式戦3連敗となるなど苦しい滑り出しとなったクラブもある。今シーズンのACLEにおけるJクラブ勢の明暗は、開幕節から早くも分かれる形となった。

今後の見通し

鹿島アントラーズは今回の大勝でACLE東地区リーグステージを好スタートで切ったが、今後も残り7試合のリーグステージを戦い抜き、上位8クラブ入りを目指すことになる。19歳の徳田誉が開幕戦で見せた2得点1アシストのパフォーマンスは、今後の起用にも影響を与える可能性がある。一方で国内では田中碧の欧州での活躍をはじめ、海外で戦う日本人選手たちの動向も引き続き注目されている。

ガンバ大阪も宇佐美貴史の2得点を含む勝利でACLE初戦を白星発進とした。両クラブとも今後のリーグステージでの連戦を通じて、決勝トーナメント進出圏内である東地区上位8位以内の維持を目指す戦いが続く。次節以降の結果次第で、Jクラブ勢のアジア挑戦の行方がより明確になっていく見通しだ。

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Sources

Photo via Wikimedia Commons (CC0)

📷 画像クレジット — Hero: Syced · CC0 · Wikimedia Commons
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Kenji Sato, LifeBogger author

Kenji Sato

こんにちは!LifeBogger日本語版のライター、Kenji Satoです。サッカー選手の子供時代と半生を追いかけ、出自や家族、キャリア初期の歩みを調べています。スポットライトが当たるずっと前の物語こそ、その選手を最もよく語ってくれると考えています。

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