サッカースターたちの語られざる子供時代の物語と伝記

森保ジャパン、CB陣故障者続出で荒木隼人と望月ヘンリー海輝を追加招集 エクアドル戦は大幅ターンオーバーへ
概要
日本代表はCB陣の負傷離脱を受け荒木隼人と望月ヘンリー海輝を追加招集。10月1日エクアドル戦は森保監督が大幅ターンオーバーを示唆し、瀬古歩夢は「もう若くない」と2030年へ意欲。
目次
日本代表は10月1日、横浜の日産スタジアムでキリンカップサッカー2026準決勝のエクアドル代表戦に臨む。センターバック(CB)陣に故障者が相次いだことを受け、森保一監督はDF荒木隼人(サンフレッチェ広島)とDF望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)を追加招集し、招集メンバーは28人に拡大した。森保監督は9月30日の前日会見で、直前のベネズエラ戦からの中2日という過密日程を踏まえ、先発の大幅な入れ替えを行う方針を示している。
センターバックのやりくりは今回の代表活動における最大の懸案となっていた。DF板倉滉(ボルシアMG)とDF鈴木淳之輔(コペンハーゲン)はいずれも足部の負傷を抱えながら合流していたが、9月30日の全体練習に参加し、森保監督から「プレー可能」と判断されたことが明らかになっている。それでも層の薄さを補うため、指揮官はCBでの起用が可能な荒木と望月の追加招集に踏み切った。
約1年ぶり復帰の望月ヘンリー海輝「率直にびっくり」
望月ヘンリー海輝(25)は2024年9月に初招集され、同年10月まで代表に名を連ねていたが、アメリカ戦(9月)とブラジル戦(10月)でのミスをきっかけに出場機会を失い、以降は約1年にわたって招集から遠ざかっていた。今季のJ1では第5節以降レギュラーとして定着し、直近3試合で1得点1アシストを記録するなど調子を上げていたところでの、実に約1年ぶりとなる電撃の追加招集だった。
本人は突然の招集に驚きを隠さなかった。「率直にびっくりした」と心境を語った望月は、「攻撃での押し上げる力、空中戦、守備対応で以前苦しんでいた部分の成長を見せたい」と、代表定着に向けた意欲を示した。今度こそチームに残り続けるための存在感を示せるかが焦点となる。
一方の荒木隼人(広島)もCBの選択肢を増やす目的で追加招集された一人で、クラブでの安定したパフォーマンスが評価された形だ。森保監督はここまでの活動でCBの層の薄さに直面しており、両選手の招集は目先のエクアドル戦だけでなく、10月5日に国立競技場で行われるキリンカップの最終順位決定戦・決勝ラウンドを見据えた保険の意味合いも強いとみられる。
森保監督、ベネズエラ戦から大幅ターンオーバーを示唆
日本は直前のキリンカップ初戦でベネズエラと対戦しており、エクアドル戦までは中2日というタイトな日程になる。森保監督は9月30日、日産スタジアムで行われた前日会見および調整練習後、コンディション面を考慮し「多くのメンバー」を入れ替える方針を明らかにした。9月30日の練習は雨天の中で行われ、選手たちは最終調整に汗を流した。
GK鈴木彩艶は、反省点の残ったベネズエラ戦を踏まえ、ワールドカップ後初めてとなる先発の可能性がある中で「気負うことなくプレーしたい」とクリーンシートへの意欲を語っている。DF望月ヘンリー海輝と同じく代表定着を目指す選手たちにとって、エクアドルという強豪との一戦は絶好のアピールの場となる。
相手はパリSG所属パチョら擁するエクアドル、9月30日に来日後初練習
対戦相手のエクアドル代表は、2026年北中米ワールドカップ本大会でベスト32入りを果たした強豪国のひとつ。9月30日には来日後初めてとなる前日練習を日産スタジアムで実施した。中心選手にはパリ・サンジェルマン所属のDFウィリアン・パチョ、DFペルビス・エストゥピニャン、MFニルソン・アングロらが名を連ね、期待の18歳FWも招集メンバーに含まれている。
日本サッカー協会(JFA)が公開したスカウティングレポートによれば、エクアドルは今回のキリンカップで来日したパナマ、ニュージーランドと並ぶ強豪であり、森保監督体制下での過去2度の対戦はいずれも接戦だったという。エクアドルは直近の強化試合で韓国に0-3で敗れていたが、その後に準備期間を確保した上で今回の来日に臨んでいる。
キリンカップサッカー2026は10月1日、国際横浜競技場(日産スタジアム)でパナマ対ニュージーランド戦に続いて日本対エクアドル戦が行われ、10月5日には国立競技場で両日の敗者同士、勝者同士による順位決定戦・決勝が組まれている。
26歳DF瀬古歩夢「もう若くない」、2030年へ意識の変化
今回の代表活動で存在感を示しているのが、直近のキリンカップ2連勝で唯一2試合とも先発したDF瀬古歩夢(ルアーブル)だ。26歳となった瀬古は、自身の立ち位置について「もう若くない」と明言し、「26歳になって、チームを引っ張っていかなければいけない年齢になってきたなというのは感じる」と意識の変化を語った。今夏のワールドカップ出場を経て、責任感がより強まったという。
瀬古は次回2030年ワールドカップの時点で30歳を迎える。「絶対的な存在になっていきたい」と語り、DF吉田麻也やDF板倉滉ら歴代の代表DFが築いてきた系譜を継ぎ、同世代を牽引する決意を示した。スイスのグラスホッパーからフランス・リーグ1のルアーブルへ移籍したことが転機になったとし、クラブでは素早いボール回しが求められる一方、代表では組織的なカバーリングの中でプレーの強みを発揮できているという。
CB層の薄さという課題
今回の一連の追加招集は、森保ジャパンが抱えるCB層の課題を改めて浮き彫りにした。板倉、鈴木淳之輔という欧州組の主力2人が負傷明けの状態で合流する中、荒木と望月という国内組からの緊急招集で頭数を確保する対応となった。2026年ワールドカップ本大会を経てなお、CBのポジションでは複数の負傷者が同時に出ればすぐに選択肢が窮する状況にあることが露呈した形だ。
過去にも日本代表はCBの負傷離脱が相次いだ際に国内組を緊急招集するケースがあり、今回望月が追加招集されたのは2度目の経験となる。2025年9月にも同様にCB陣の負傷を受けて望月と荒木が招集されたことがあり、今回はその再現という側面もある。
町田でプレーする望月にとって、2024年の代表初招集からミスによる離脱、そして約1年間の雌伏を経ての今回の復帰は、キャリアの中でも大きな意味を持つ。エクアドル戦、そして10月5日の決勝ラウンドでの出場機会を得られるかが、今後の代表定着の分岐点になるとみられる。
キリンカップサッカー2026 日程
| 日程 | 会場 | 対戦カード |
|---|---|---|
| 10月1日 | 日産スタジアム(横浜) | パナマ vs ニュージーランド |
| 10月1日 | 日産スタジアム(横浜) | 日本 vs エクアドル |
| 10月5日 | 国立競技場 | 順位決定戦(両日の敗者同士) |
| 10月5日 | 国立競技場 | 決勝(両日の勝者同士) |
森保ジャパンはベネズエラ戦からの連戦、CB陣の負傷離脱という難しいコンディションの中で、ワールドカップ後初めての本格強化シリーズに挑む。板倉滉の左足首負傷やベネズエラ戦での大幅入れ替えなど、直近の代表活動から続く一連の課題が、今回のエクアドル戦でどう解消されるかが注目される。

エクアドル戦のキックオフは10月1日午前10時10分(日本時間)に設定されており、日産スタジアムでの国際Aマッチ開催は約5年半ぶりとなる。GK早川友基、MF鈴木唯人ら国内外で結果を残す選手に加え、望月や荒木といった追加招集組がどこまで存在感を発揮できるかが、この一戦の見どころとなる。
Sources
- 森保J追加招集「率直にびっくり」町田MF望月ヘンリー海輝が約1年ぶり復帰、今度こそ定着へ「成長を見せたい」 — web.gekisaka.jp
- 守備陣に負傷者続く日本代表 森保監督は追加招集に含み「現段階 … — soccer-king.jp
- 日本代表に町田の望月ヘンリー海輝を追加招集! 渡辺剛の負傷離脱を受け約1年ぶり — sportingnews.com
- 負傷者相次ぐCBはE-1組を抜擢、ボランチは追加招集も?森保 … — web.gekisaka.jp
- 【日本代表】望月ヘンリー海輝を追加招集「相馬選手と共に町田を代表して闘ってきます!」 – 日本代表 : 日刊スポーツ — nikkansports.com



