山根視来、LAギャラクシーから浦和レッズへ完全移籍――2026年8月16日に正式発表

概要

元日本代表DF山根視来(32)がLAギャラクシーから浦和レッズへ完全移籍。8月16日に両クラブが正式発表、背番号6番でJ1復帰。

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Reviewed by 山本拓也

埼玉県さいたま市、2026年8月17日 ── 日本代表DF山根視来(32歳)が、米国MLSのLAギャラクシーから浦和レッズへ完全移籍することが、2026年8月16日(現地時間)に両クラブから正式に発表された。背番号は6番に決定し、J1リーグへの電撃復帰が実現した。

山根はカワサキ・フロンターレで3年連続ベストイレブンに選出されるなど日本サッカー界を代表するサイドバックとして知名度を築き、2024年にMLSへ挑戦した。今回の移籍は日本代表経験者がMLSから古巣J1へ戻るという注目度の高い動向として、サッカーメディアやファンの間で速報として広がった。

LAギャラクシー、山根の貢献を称える公式声明

LAギャラクシーは8月16日付けのプレスリリースで移籍を公式発表した。同クラブのウィル・クンツ強化部長は公式声明の中で、「山根はLAギャラクシーにいた期間、クラブの素晴らしい代表者でした」と述べ、選手の貢献を称えた。移籍金については「非公開」とされている。

浦和レッズも同日(日本時間8月17日)に公式サイトで移籍を告知した。クラブの発表によると、「このたび、山根視来選手(32歳)がロサンゼルス・ギャラクシー(アメリカ)より完全移籍で加入することで合意いたしましたので、お知らせいたします」と記された。山根本人も「このたび、浦和レッズに加入することになりました山根視来です」と加入挨拶を述べている。

山根視来のキャリア概要――MLSでの99試合と帰還の決断

山根はLAギャラクシーでの2024年から2026年にかけての在籍期間に、リーグ戦を中心に99試合に出場し、1得点・16アシストを記録した(Rotowireのデータによる)。MLS移籍前の国内キャリアでは、湘南ベルマーレと川崎フロンターレでJ1リーグ196試合・14得点・27アシストを残しており、川崎ではリーグ優勝2回・3年連続ベストイレブンの実績を持つ。

クラブ在籍期間試合数得点アシスト
湘南ベルマーレ2017–2020J1通算(フロンターレ含む)196試合1427
川崎フロンターレ2020–2023(上記に含む)
LAギャラクシー(MLS)2024–202699116
浦和レッズ(J1)2026–

スポーツデータサイトのRotowireは、「山根はJ1リーグの最高峰でキャリアの新たなチャプターを始める」と報道しており、今回の帰還が単なる移籍にとどまらず、日本サッカーにとっての象徴的な出来事であることを強調した。

サッカー選手が赤いユニフォームでピッチで練習するシーン

日本代表での実績――2022年ワールドカップ出場の右サイドバック

山根は日本代表として16試合・2得点のキャップを誇る。最大の舞台は2022年FIFAワールドカップ(カタール)で、守田英正や吉田麻也ら主力とともに日本を歴史的なベスト16進出に貢献した。右サイドバックながら積極的な攻撃参加とクロス精度で知られ、代表チームに攻撃のバリエーションをもたらしてきた。

32歳での浦和移籍は「ベテランとしての経験をクラブに還元する」フェーズへの移行とも受け取れる。浦和レッズは現在、曺貴裁監督のもとでACLや国内リーグでのタイトル奪還を目標に掲げており、山根の豊富な経験とリーダーシップが戦力に加わることとなる。ゲキサカが報じたように、曺監督と山根は今回の合流で7年ぶりの再タッグを組むことになる(ゲキサカ報道参照)。

浦和レッズの補強戦略――山根に続く新戦力の動向

浦和レッズはこの夏の移籍ウィンドウで積極的な補強を進めている。8月16日には山根の加入と並行して、クラブの公式サイトが複数のトランザクションを告知している状況だ。サポーターにとって、山根の獲得は今夏の「目玉補強」と位置づけられている。

同クラブはこれより前、ストーク・シティからMF瀬古樹の完全移籍を8月16日に発表したばかりであり、わずか数日の間に立て続けて主力候補の獲得に成功した格好だ。2人の加入により、浦和の後半戦に向けたスクワッドは一層厚みを増すことになる。

山根の「浦和を選んだ理由」――コメントの全文

浦和レッズの公式発表に掲載された山根視来の加入コメントによると、山根は曺監督との再会に強い意欲を見せた。ゲキサカの報道では、山根は「歴史を作れるように全力を尽くしたい」と抱負を語り、新天地での活躍を誓った。

浦和レッズにとって、山根の加入背番号「6」は象徴的な意味を持つ。かつてクラブの主力を担った選手が身につけてきた番号であり、ファンからの期待の大きさがうかがえる。

日本人選手のヨーロッパ・海外進出の流れと逆の動き

近年、日本サッカー界では上田綺世(フェイエノールト)、鈴木彩艶(アストン・ヴィラ)など多くの日本人選手がヨーロッパへ渡る流れが続いている。一方で山根の場合、MLSという北米の舞台での挑戦を経て、32歳でJ1へ「凱旋帰国」するという逆のルートをたどることになった。

鈴木彩艶はパルマからアストン・ヴィラへの移籍を合意し英プレミアリーグへ飛び立ったばかりであり、上田綺世はフェイエノールトで今季初ゴールを記録するなど欧州での活躍を継続している。山根の浦和復帰は、そうした”海外挑戦組”の対極として、J1リーグの競争力と魅力を示すひとつのシグナルとも言えるだろう。

今後の展望――浦和の後半戦と山根の初登場

移籍が発表された時点では、山根の浦和レッズでの初出場日程は未定だが、J1リーグは2026年後半戦が佳境を迎えており、山根のコンディション次第では早期デビューが見込まれる。浦和サポーターにとって、右サイドバックの補強はかねてからの懸案事項であり、山根の即戦力としての貢献が期待される。

移籍金の詳細は非公開とされているが、MLSから日本代表経験者を呼び戻す規模感からすると、クラブとして相応の投資が行われたと見られる。浦和レッズの今後の公式発表や試合登録状況にも注目が集まる。

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Sources

Photo: 内閣官房内閣広報室, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons

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Kenji Sato, LifeBogger author

Kenji Sato

こんにちは!LifeBogger日本語版のライター、Kenji Satoです。サッカー選手の子供時代と半生を追いかけ、出自や家族、キャリア初期の歩みを調べています。スポットライトが当たるずっと前の物語こそ、その選手を最もよく語ってくれると考えています。

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