浦和レッズ、ストーク・シティからMF瀬古樹を完全移籍で獲得――8月16日に正式発表

概要

浦和レッズが8月16日、イングランド2部ストーク・シティからMF瀬古樹(28)を完全移籍で獲得と発表。背番号12、チャンピオンシップ68試合の実績を携えJリーグ復帰。

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Reviewed by 山本拓也

埼玉(2026年8月16日)――浦和レッズは8月16日、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のストーク・シティからMF瀬古樹(28)を完全移籍で獲得したと正式に発表した。瀬古は2024年夏に川崎フロンターレからストークへ渡り、約2シーズンにわたってチャンピオンシップに計68試合出場。Jリーグへの帰還を果たした瀬古は、即戦力の中盤戦力として浦和の今シーズン残り期間の立て直しに期待される。

浦和が公式コメント、瀬古「クラブに貢献できるように」

浦和レッズのオフィシャルサイトを通じて発表された瀬古本人のコメントは、「はじめまして、瀬古樹です。自分を表現し、クラブに貢献できるように頑張ります」というものだった。スポーツニッポンやニッカンスポーツなど複数の主要スポーツ紙が同コメントを一斉に報じた。背番号は12番に決まった。

クラブ側は移籍金の具体的な金額を公表していないが、日本メディアの報道によれば、「川崎フロンターレからストークへの移籍時と同程度の移籍金が支払われた」とされており、完全移籍としての正式な対価が発生した取引であることが確認されている。スポーツブルやサッカーキングがその詳細を伝えた。

瀬古樹のキャリア略歴――三菱養和から欧州へ

瀬古樹は1997年生まれの28歳。三菱養和SCで育ち、明治大学を経て2020年に横浜FCでプロキャリアをスタートさせた。その後、川崎フロンターレへ移籍してJリーグでの地位を確立したのち、2024年夏にイングランド・チャンピオンシップのストーク・シティへ完全移籍。海外挑戦を果たした。

ストークでの約2シーズン(2024〜2026年)はチャンピオンシップ68試合出場を記録。守備的ミッドフィルダーとしてリーグの高い強度に適応し、チームの中盤を支えたが、今シーズン新たなMFが相次いで加入したことで出場機会が減少する見通しとなり、Jリーグ復帰が決断された。英メディア「The72」は「先週、浦和からオファーが届き、ストークがこれを受け入れた。ストークに新たなミッドフィルダーが続々と加入する中で、退団する準備が整った」と背景を報じた(フットボール・トライブ経由)。

浦和レッズの中盤選手がトレーニングでボールをコントロールする場面

ストーク側の事情――新戦力流入が転機に

英国メディアの報道では、ストーク・シティのマーク・ロビンズ監督が瀬古について「本当に彼が大好きだった」「最高のプロフェッショナル」と評価したと伝えられており、能力面を高く認めながらも、クラブ戦略上の判断として移籍を容認した形だ。瀬古のストークとの契約は2027年6月まで残っていたが、クラブは移籍金を受け取ることを選択した。フットボールチャンネルがロビンズ監督のコメントを報じている。

一方、浦和レッズにとっては、欧州第2部での実績を持つ28歳の日本人ミッドフィルダーを即戦力として補強する合理的な判断だった。浦和は2026シーズンのJ1リーグで苦しい序盤を送っており、中盤の底における戦力強化が急務とされていた。8月16日の公式発表前日にはホームの埼玉スタジアムでサンフレッチェ広島に大敗しており(ゲキサカ報道)、補強の必要性がさらに高まっていた。

移籍の主要データ一覧

項目詳細
選手名瀬古樹(Sego Ito)
生年月日1997年(28歳)
移籍元ストーク・シティ(イングランド2部)
移籍先浦和レッズ(J1リーグ)
移籍形態完全移籍
公式発表日2026年8月16日
背番号12番
ストーク在籍時出場数チャンピオンシップ68試合(2024〜2026年)
J1復帰約2年ぶり

浦和にとっての意義――国際経験を持つ中盤の補強

瀬古のJリーグ帰還は、単なる補強以上の意味を持つ。日本人選手が欧州2部リーグで2シーズン以上安定して出場し、帰国するケースは決して多くなく、その経験値は浦和の若い選手たちへの刺激にもなり得る。サッカーキングは「浦和はJリーグ復帰となる日本人MFとの契約を発表した」と報じ、そのキャリアに注目が集まっている。

また、同じ8月に濃野公人がD.C.ユナイテッドのデビュー戦でアシストを記録したことと合わせ、日本人選手の海外挑戦・帰国の動向が注目を集める時期となっている。一方、鈴木彩艶がパルマからアストン・ヴィラへ移籍合意するなど、Jリーグ出身の選手も欧州トップリーグへと歩を進めており、日本サッカーの欧州進出の流れは多様な方向性を見せている。

今後の注目点――デビューと浦和の残留争い

瀬古樹のJ1デビュー時期と、浦和レッズの今シーズン残り試合での起用法が今後の最大の注目点となる。8月8日前後から移籍が「ほぼ決定的」と報じられ始め(サッカーキング、ゲキサカなど)、8月16日に正式決定した今回の移籍は、Jリーグの夏の移籍市場においても最大級のニュースのひとつだ。

なお、世界の名手たちのキャリアとその軌跡について詳しく知りたい読者は、関連特集も参照されたい。クラブ公式の詳細は日刊スポーツの報道ページでも確認できる。

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Sources

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Kenji Sato, LifeBogger author

Kenji Sato

こんにちは!LifeBogger日本語版のライター、Kenji Satoです。サッカー選手の子供時代と半生を追いかけ、出自や家族、キャリア初期の歩みを調べています。スポットライトが当たるずっと前の物語こそ、その選手を最もよく語ってくれると考えています。

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